ふと思いたち、子供に「漫画日本の歴史」を買うことにしました。
Amazonで普通にポチッとしようと思ったら、やだ!いっぱいある!
小学館・集英社・学研・角川…全出版社を試し読みして決めるなんて無理です。
散々比較して悩んだ結果、我が家は角川版の日本の歴史全巻セットを購入し、大正解。


一応、角川版の購入を決断する前に、各社の内容や評判を一通り比較してみました。
細部まで比べるのはなんだか面倒なので、軽く比較しただけですが、参考までにご紹介します。
漫画日本の歴史・各社比較
ざっと各社の比較をしたのでご紹介します。
学習まんが日本の歴史【小学館】
小学館版「学習まんが日本の歴史」は、描写が細かく低学年~中学年の子供にはちょっととっつきにくいかも?
歴史に興味があって「歴史漫画読みたい!」という意欲のあるお子さんには良さそう。
私が検討した当時は、小学館の歴史漫画は内容が更新されていないので若干古いという口コミがありましたが、最新版はちゃんとアップデートされてるみたい。

学習漫画日本の歴史【集英社】
集英社「学習まんが日本の歴史」は、2016年10月に全面新版として発売。
内容は各社のいいとこどりの様でおすすめみたいです(Amazonのレビューに書いてありました)。
ハードカバー版はちょっと嵩張る…という場合は角川とほぼ同じサイズのコンパクト版、更に小さい文庫版もあるのでお子さんの年齢や生活スタイルに合わせて選べるのも魅力。
(文庫版は2007年出版なので内容は事前に確かめた方が良さそう)。



ちなみに我が家の「漫画世界の歴史」は集英社文庫を選びました。
世界史は中学からなので長女向けにと思って文庫にしたのですが、小学生の次女が夢中になり携帯しています。

学研まんがNEW日本の歴史【学研】
学研「まんがNEW日本の歴史」はオールカラーで読みやすいので小学生におすすめ。
漫画や資料に使用される用語は新学習指導要領に沿って新しくなったのだとか。

角川まんが学習シリーズ 日本の歴史
そして我が家が選んだ角川「まんが学習シリーズ日本の歴史」の特徴は、従来の歴史漫画よりもコンパクトに収まるサイズ。
歴史漫画がどかーんと家に置いてあるのも良いけれど、私はそれは求めていません。

肝心の内容は、「歴史の大きな流れをつかむ」ことを重視された構成で、「人物を中心とした物語」と「時代の大きな流れ」の二つが大きな柱となっています。
我が家が買った時は通常版セットしか売っていなかったので、別冊を後から購入しました。

これから買うなら最初から別冊もついている方が箱にちゃんと収まるので良いと思います。


入門編の歴史漫画
まだまだ歴史には興味を持っていないけれど親としては読ませておきたいという場合は、親しみやすいキャラクターの歴史漫画から入るのもおすすめ。
うちの子たちはドラえもんの学習シリーズが好きでよく読んでいました。


次女は「ねこねこ日本史」が大好きでした。


角川まんが学習シリーズ日本の歴史・レビュー
我が家が最終的に選んで購入したのは、角川の漫画日本の歴史。
なぜ私が角川にしたかというと、色々な口コミや情報を調べるうちに面倒臭くなっちゃったから。
だって私、↓この人の母ですから。

というのは冗談で、歴史は学校で教科書に沿ってきちんと習うんだから極端に偏った内容でなければ、そこまでこだわる必要はないと思うのです。
歴史の流れが正しく分かれば良いと。
それと我が家は本がとても多いので、コンパクトに収まるサイズ希望。
すると、角川・集英社の文庫版・学研あたり。
文庫は小学生が毎日読むには小さすぎるので却下。
角川か、学研か。
角川の絵の方が子供が好きそうだなーと思ったので、角川で決定!
結果、とても良かったです。
内容が偏っているなんてこともなく、話の流れも子供がすんなり理解できています。
子供たちの反応
しかし長女はもともと歴史に興味があったわけではなく、おまけに超平和主義。
縄文時代は楽しそうに読んでいたものの、弥生時代に入ったころから集落ごとの争いが激しくなり始め、表情を歪め、一度読むのをやめました…。
しかし最近長女の親友が小学館の漫画日本の歴史を買ったそうで、「〇〇ちゃんも読んでるって!」と教えたらまた読み始めました。
勉強も生活も友達の存在って大事。
昨年の終戦記念日辺りからやたらと戦争について知りたがるようになった小1の次女は、15巻(主に第二次世界大戦)ばかり読んでいました。
同級生の友達と遊ぶのに、日本の歴史を2冊持って行って貸してあげるもんだから、友達はポカーン…。
3年生になった今は、既に全巻読破して何度も何度も読み返しています。
すごく読みやすく、持ち運びもしやすい「角川の漫画日本の歴史」がおすすめです。

漫画世界の歴史は集英社文庫「漫画版世界の歴史全10巻セット」を選びました。
