鉱物が大好きでたくさんコレクションしている長女は、好物が展示してある博物館も大好物。
これまでに行ったことがある
- 国立科学博物館(東京)
- インターメディアテク(東京)
- 奇石博物館(静岡)
- ミネラルショー(東京)
とおすすめの本をご紹介します。
鉱物スポットは丸一日いても飽きない、石好きな子にとってはパラダイスです。
国立科学博物館
まずは王道、国立科学博物館。

長女は鉱物の展示に限らず国立科学博物館が大好きで、毎年1月2日に博物館初めに行っています。

国立科学博物館では、地球館・日本館両方でたくさんの鉱物を見られるので、長女大喜び。
その他の展示も面白く、1日では回りきれないほどの広さと展示物の数なので、是非朝から気合を入れて行って下さい。
インターメディアテク
時間が許せば国立科学博物館とのはしごも出来る素敵な博物館、インターメディアテク。
東京駅前JPタワー内にある東京大学の博物館です。
インターメディアテクは写真撮影不可なので様子をお伝え出来ないのですが、標本・剥製・鉱物などがこれでもかと展示されている素敵空間。
もしかしたら鉱物好きから標本好きにシフトしてしまうかもしれません。
ちなみに我が子達はインターメディアテクだけで3時間は居座ってしまうので、はしごは無理です(笑)

奇石博物館(静岡県)
東京から少し離れて、静岡県にある奇石博物館も鉱物好きにはたまらない場所。
私、ここに住みたいです。
国立科学博物館やインターメディアテクとは違い、化石・鉱物専門の博物館なので、当然ながら館内全部鉱物や化石。
展示の内容もお土産も豊富で、別料金で参加出来る宝石さがしは大人も熱中してしまいます。
正直ここは空いているだろうと予測して行きましたが、意外と人気スポットのようでした。
同じ敷地内にいくつか建物があり、常設展・企画展をしている奇石博物館(入館料が必要)、宝石さがしができる別の建物で別料金で参加出来ます。
宝石さがしのみしたい場合は、奇石博物館の入館料はいりません。
私たちはがっつり鉱物を楽しみたいので、奇石博物館をメインに、混んでいたら宝石さがしはやめておくつもりで行きました。
奇石博物館常設展
奇石博物館の建物に入ってすぐにガイドさんが鉱物について色々と教えてくれました。
こんにゃく石やテレビ石などを実際に持たせてくれて、鉱物についてそれなりに詳しい長女とっても知らない情報をたくさん聞けたようで熱心に話を聞いていました。
説明は聞いても聞かなくても良いですが、絶対聞いた方がいい!鉱物をもっと好きになれそうです。

常設展は様々な種類の鉱物や化石がいっぱい。
蛍光鉱物もたくさん。

国立科学博物館も鉱物の数はとても多いですが、奇石博物館は「どんどん触ってください」という展示が多く、実際に触れながら学ぶことができます。
宝石さがし
もうひとつの建物に移動すると、1人500円で砂利の中から宝石さがしができます。
混んでいたらやらないつもりでしたが、待ち時間はなくスムーズに入れました。
番号が書かれたコップを渡され、終了時間になったら番号で呼んでくれるので自分で時間を気にする必要はなく宝石さがしに集中できます。
ちなみに私も集中していたので写真はありません…。
宝石さがしのイベントは通常は土日祝日のみだそうですが、夏休み期間なので平日でもやっていました。
奇石博物館のお土産
ミュージアムショップは奇石博物館の建物内にあり、ショップのみの利用の場合は受付で言えば良いみたい。

今回奇石博物館でゲットしたお土産はこちら。
- 水晶原石(長女)
- どうしても欲しいと言って譲らなかったトリケラトプス(次女)
- はずれなしのクジ(200円)でカーネリアンの原石とダルメシアン(アプライト)
- 袋に入っているのが宝石さがしで見つけたもの
ミネラルショーの価格を知っている長女は店舗で鉱物を買うことはあまりありませんが、透明度の高い水晶だからぜひ欲しいとのことで、購入しました。
近くに旅行に行ったら絶対にまた立ち寄りたい博物館です。
※最新の情報は公式サイトを確認してください。
子連れで楽しむミネラルショー&注意点
長女が時々出向くのが、全国で開催されているミネラルショー。

ミネラルショーでは国内外の鉱物屋さんが集結し、比較的安価で鉱物を仕入れることが出来ます。
全国の会場で色々なところが主催しているので検索してみてください。
価格交渉も出来るし、鉱物の事を教えてくれたり、おまけをくれたり、子供にもとても親切。
その時々によってパワーストーン系・鉱物系・宝石系の出店の割合は違いますが、ひとつのお店で見るのとは規模がまるで違うので、確実に欲しいものが見つかります。

鉱物だけでなく化石もたくさんあって楽しい。
ミネラルショーに行く際の注意点
会場はどこもとても混むので子連れはどうかな?と思ったのですが、こういうところに来る子供はみんな似たような感じで可愛い。
邪魔にならないようにリュックを前に持って、お店のおじさんにボソッと質問し、「持ってみてもいいですか?」と一見同じような石をいつまでも見比べてお小遣いで買うという。
逆に会場で走り回ったり騒いだり、商品をどんどん触ってしまう子には非常に向かないので、要注意です。
我が家の場合は次女が園児の時は、次女が幼稚園で通常保育&長女が開校記念日で休みの日に偶然ミネラルショーが開催されていた時や、次女を実家に預けられる時だけしか行きませんでした。
壊れやすい商品が多く、会場では大人も必死なのでマナーはしっかり守りましょう。
鉱物好きな子におすすめの図鑑は以下の記事でご紹介しています。
是非一冊持たせてあげて下さい♪
鉱物の図鑑・本
図鑑があれば何となく綺麗な石を集めるのではなく、その性質や産地を知ることが出来ます。
お子さんが鉱物に興味を持ったら、分かりやすい専門の図鑑や本を読ませてあげると世界が広がると思います。
鉱物に興味を持つと、その辺に落ちてる石や化石にも興味を持ちがち。
その全てを一冊で網羅したいなら、「小学館の図鑑NEO岩石・鉱物・化石」がおすすめ。

内容が濃く、この一冊で岩石・鉱物・化石博士になれると思います。
化石はともかく岩石と鉱物ってどう違うのか、いくら鉱物が好きだからといって子供にはよく分かりません。
大人でもうまく説明できないかもしれません。それをこの図鑑は見事に教えてくれます。
大型の図鑑なので外に持ち運ぶのは大変ですが、家で予習したり手に入れた鉱物を調べる時に大活躍してくれる図鑑です。
次にご紹介したいのが、「こども鉱物図鑑」。
小学館の図鑑NEOを小学校低学年から読むとしたら、こども鉱物図鑑は小学校中学年くらいからかな?
鉱物に限定したかなり内容の濃い一冊です。
高学年以上なら大人も楽しめる以下の本もおすすめです。


鉱物を使った実験も。

最後にご紹介したいのが、「川原の石ころ図鑑」
鉱物好きになるとそこら辺の石まで集め始めますから。
川原の石ころ図鑑は、全国の川に落ちている石を地域・川別に紹介しています。
旅行に持って行っても楽しいかもしれませんね。
石の種類はいずれ理科とか地学で勉強するので、せっかく石が好きなら子供のうちに知識を身につけておくと後で楽できるかもしれません。
川だけでなく海の石も網羅している「ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑」もおすすめ。

以上、子供と楽しむ鉱物お出かけスポットとおすすめの本のご紹介でした。