3級に続き、準2級も一発合格した長女ですが、またしても超ギリギリセーフでした。
解答速報を見て、3級の時はまだ「合格してるかな?」と淡い期待も抱いていましたが、今回は「ダメだこりゃ…」と。
だって筆記・リスニングどちらも正答率6割でギリギリ合格と聞いていたのに、長女の筆記は37問中16問しか正解していません。
5割にも届いていませんから…。
というわけで

ちゃんと勉強しないで落ちたんだから約束通り受験料返しなさいよー
と、完全に落ちたモードの私。
合否のネット公開の日、とりあえず初の「不合格」を拝んでおこうかと開いてみると、そこには信じられない光景が…


嘘だろー!
そんな小6長女の実際の採点結果をご紹介します。
英検準2級一次試験にギリギリ合格した時の点数
英検準2級は3級と同様、
- 筆記
- 作文
- リスニング
この3つから出題され、それぞれで一定の点数をとっていないと合格にはなりません。と、聞いていました。
なので筆記がボロボロの時点でもうダメだろうと。
ちなみに3級の時は筆記60%、作文75%、リスニング87%で「うぇー!ギリギリだー!」と思いましたが、こんなのまだまだ余裕がありました。
今回準2級の結果は、


筆記43%(16/37)、作文88%(16/14)、リスニング67%(30/20)
自己採点の段階では筆記とリスニングしか採点しようがないので完全に落ちたと思いましたが、作文がいい仕事をしていた模様。


こうして見るとホントギリギリですね。
でもまぁ受かっちまえばこっちのもん!
二次試験もがんばりましょう。
勉強に使ったテキストは最後にまとめてご紹介します。
英検準2級二次試験(面接)にもギリギリ合格
筆記はまぁ運良く点がとれさえすれば合格するでしょうが、人間が相手の二次試験(面接)はそう簡単には誤魔化しはきかないでしょう。
万が一、二次試験に不合格の場合は次回以降の申込時に一次試験免除申請をすると1年間一次試験が免除されます。
免除といっても受験料は同じなので損は損ですが、まぁ今回は練習と思って…と面接に臨みました。
そしてギリギリ合格。





さすがに自信ないねぇ!
とか言っていましたが…何この子。
そして態度は安定の満点。


一次・二次の総合点はこちら


ちなみに今回のCSEスコアの合格基準は、1728だったそうです。
ギリギリセーーーフ!
自宅で私は1分も練習に付き合っていません。
だって私、英語喋れないもん。
テキストは買ってあげましたが、本人がどこまでやったのか定かではありません。
英検準2級一次試験・二次試験のテキスト
長女はEから始まる大手英会話教室に通っています。
6年生で習っている内容は、英検だと4級か3級くらい。
準2級の内容までは習っていません。
英検の特別レッスンも受けていないので独学状態。
かろうじて耳は育っている様なので、リスニングはどうにかなるかな?といった感じでした。
ほぼ独学だし、私も一切教えていないので(教えられないともいう…)、完全にテキストのおかげです。
英検準2級一次試験に合格した時のテキスト
今回英検準2級の一次試験で使用したテキストは、3級の時とほぼ同じ。
- でる順パス単(旺文社)
- 英検準2級 過去6回全問題集(旺文社)
- 7日間完成 英検準2級予想問題ドリル(旺文社)
- いちばんやさしい英検準2級(新星出版社)






でる順パス単と英検準2級 過去6回全問題集は通っている英語教室で購入を指示されるのでとりあえず毎回買っています。
過去問はCD別売りなので過去問のリスニングはやらず、予想問題ドリルといちばんやさしい英検準2級についているCDと問題でリスニングを練習しました。
中高生におすすめの英検準2級テキスト
3級の時にも使った「いちばんやさしい英検」シリーズは学習しながら問題を解きながら自然にステップアップ出来る良いテキスト。
ただ2024年度検定からは英検が新形式になりライティングに「Eメール」が加わるなど新形式の試験になったので、今私が選ぶなら最新の試験に対応している「英検準2級をひとつひとつわかりやすく」「中学生のための英検準2級合格レッスン」「わからないをわかるにかえる英検準2級」の中から選びます。






また、オンライン教材「スタディサプリ」では、小4から高3までの基礎&応用講座と英検3級・準2級・2級の試験対策講座も視聴できるので、塾や英語教室に通っていない場合はすごくためになると思います。
実際に長女も試してみましたが、自宅で動画のレッスンに集中するのが苦ではない子にはすごくおすすめ。
※別料金のスタディサプリEnglishではなく、通常の小学生~の講座の料金内で資格対策講座>英検対策講座の視聴が出来ます。
英検準2級二次試験のテキストと対策
二次試験は面接の練習さえできればいいので(長女がしたかは謎ですが…)、「10日でできる! 英検準2級 二次試験・面接 完全予想問題」は取組みやすいテキストでした。


お財布のためにも1回で合格目指しましょう!
英検2級はいつ受ける?
英検の受験はここでひとまずストップ。
中学卒業後は公立高校に進学した長女。
併願校(私立)を受験する際、英検準2級が加点の対象になりました。
高校によっては内申点の合計に英検3級は〇点、準2級は〇点といったように級ごとに加点するケースと、英語の内申点にプラス1~2点してくれるというケースがありました。
後者の場合、英語の内申点が4なら5になるので有利ですが、元々5だったら6にはならないのだとか。
英検いらないじゃん。
という感じで高校によって加点の仕方は違います。
長女は結果的に英検準2級以上を持っていたら一応加点の対象となるものの、大幅に加点してくれるわけではない当日点重視の公立高校に合格・入学したのですが、英検準2級を携えていたことは受験生の間中すごく大きな武器になった気がします。
「英検準2級持ってるし」というメンタルでいられたというか。
長女が受けた併願校では、英語の内申点が5であっても内申点の合計に加点してくれましたし。
また、中学に入ると部活が忙しくなるし、中3の受験勉強をしなければならない時期に英検の勉強を並行するのもなかなか大変。
これから受験予定の方、別に一発合格じゃなくても良いですが小学校高学年もしくは中1~中2の半ば頃には準2級を取っておくと高校受験の時にすごく楽です。
「英語得意!」という自信にも繋がり、英語の内申点の上昇にも影響するのではないかなと思います。
英語科など英検2級以上を持っていると高校受験で有利という場合は2級も中学のうちにとっておくべきですが、そうではない長女のようなケースなら高校に入ってからでいいかなと思います。
大学入試では「出願から2年以内のもの」という規定を設けているケースが多いので、大学入試で英検2級のスコアを使う場合は高校1年の学年末以降に合格した結果を用意する必要があります。
更にではなくスコアで評価されるため、低スコアの英検1級よりも高スコアの英検2級の方が高評価となります。
長女の場合は高校1年の終わりに英検S-CBT(1次試験2次試験を1日で受験出来るシステム)で2級を取得しました。
英検用の勉強をしている素振りは見受けられなかったものの、高校の英語の授業で自然と知識を蓄えていたようで余裕の合格。
高校の先生からは高2の間に準1級か1級を取得するようにと言われているそうです(が、受けませんでした)。
英検2級以降は今後の進路計画と合わせて効率よく受験すると良いかなと思います。
3学年下の次女は中学2年の時に英検S-CBTでサクッと準2級を取得したのですごくスムーズでした。
大学進学を希望しているので、高2で2級を受験します。