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子宮頸がんワクチン9価(シルガード9)を自費&公費で接種してきました【高1~高2長女】

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2022年春、高校生になった長女。
7月に16歳になり、子宮頸がんワクチン(シルガード9)を接種してきました。

打たせようと決めていたものの、受験の合間にコロナワクチンの接種があったので子宮頸がんワクチンまで回らず。
そうこうしているうちに積極的な勧奨が再開され、在住の市でも予診票が郵送されてきました。

2022年現在公費接種出来るのは2価、4価のワクチンのみ。4価では60%の子宮頸がんを予防できます。
2021年に国内で販売が開始されたばかりの9価ワクチンは90%の子宮頸がんを予防出来るとのこと。

2023年4月から9価ワクチン(シルガード9)も定期接種の対象となりました。
長女は3回目のみ公費接種。
その流れは一番下↓に追記します。

2022年の段階で2価、4価を公費で接種出来るのは高1の3月まで(接種を推奨されていなかった平成9年~平成17年生まれの人のキャッチアップが始まったことから、長女の学年(平成18年度生まれ)と平成19年度生まれは高1の秋まででなくても令和7(2025)年3月末までは公費での接種が可能)。
HPVワクチンは全部で3回接種が必要で、3回目は初回の接種から6ヶ月後になるので遅くても高1の秋には初回の接種を済ませなければなりません。

長女は幼少期は重度の食物アレルギーでした。成長した今もアレルギー体質。
卵アレルギーが強かった時は鶏卵を使用したワクチンの接種はすごく慎重に受け、今は一体どこでどうしてそうなったのか「蛾アレルギー」があるので、「イラクサギンウワバ」という蛾の幼虫由来の2価ワクチンは除外して、酵母由来の4価か9価ワクチン。年齢的に9価も公費接種になるかもしれない次女と差がつかないように9価を選択しました。

長女も猶予期間内で9価が定期接種として認められたら…今打つと自費で払い損?とかものすごく悩みましたが、16歳までに打つのが一番効果が高いとのことなので高1の夏休みに初回の接種を決めました。

余談ですけど、長女の学年は出産一時金が秋から増額(長女は夏生まれ)されたり、今は公費接種出来るワクチンも色々と自費で打ったりとなかなか損。
おまけにワクチンとは関係ないけど大学受験に「情報」という新しい科目が増えるとか。節目の年です…。

目次

子宮頸がんワクチン9価(シルガード9)予約

公費で受けられる2価、4価のワクチンを扱っている病院は多く、近所の内科や小児科でも接種が可能ですが、任意接種の9価ワクチンを扱う病院はまだすごく少ない様子。

「シルガード9 〇〇市」で検索すると、市内では大きめの産婦人科2件だけでした。

1件は比較的近くの産婦人科だったので、そこに問い合わせてみました。
予約してから結構待つかと思いきや、翌日にも接種が可能とのことで副反応も心配なので翌日確実に休める土曜日に予約。

市から送られてきている予診票は2価、4価のものなので持参する必要はなし。
持ち物は

  • 母子手帳
  • 健康保険証
  • スマホかタブレット
  • 費用

とのこと。

シルガード9はまだ新しいワクチンでモニタリングを行う必要があるため、接種する人は全員「ワクチンQダイアリー」というサイトに登録することが義務付けられています。

受診時に登録するため、スマホを必ず持参するようにとのことでした。

子宮頸がんワクチン9価(シルガード9)いざ接種

病院について予診票を書き、ワクチンQダイアリーの登録をして、ワクチンに関する注意事項の動画を見ました。

待ち時間は正直私の方が心因性の副反応で倒れそうでした。

かつて騒がれていた副反応も心配だったし、長女はアレルギー体質なので今まで起こしたことがないアナフィラキシーも心配だし…。

それに「もし副反応が出た時にどうしたらいいのか事前に調べておこう!」と、「子宮頸がんワクチン 副反応」でTwitter検索をしたら、過激なマイナス意見がいっぱい出てきて(꒪ཫ꒪; )

私なりに1年以上前から悩んで、ここ数ヶ月はどのワクチンにするのか悩んで、散々悩みぬいて決めたのに病院の要所要所で「4価ではなく自費の方でいいですか?高いけど」と確認されてブレそうになり、問診のお医者さんには「最新のいいやつね!」と言われ…笑

接種はあっという間で、コロナワクチンよりもだいぶ痛そうな顔。

接種後30分待機したのですが、接種直後は肩が痛いとしきりに言っていたものの10分も経った頃には痛みが引いたそうで、待機時間終了の頃には何ともなくなった様子。

2回目3回目も無事終えられることを祈ります。

母子手帳にも記録してくれましたが、接種した際にもらった保護者向けの冊子にも接種記録カードというのが入っていました。

ここにも3回接種まで記録するので、次回も持参するようにとのこと。

2ヶ月後2回目接種

8月に受けた1回目の接種から2ヶ月後の10月、2回目の接種をしてきました。
1回目は夏休み中だったので長女の予定が比較的空いていましたが、学校が始まってしまうとスケジュールを組むのがなかなか大変…。
土曜授業もあるし、10月は定期テストもあります。
早退はしたくないそうだし、土曜授業の後の部活も休みたくない。日曜は病院がやってないし。
1ヶ月と28日くらいのところで土曜日が一日フリーの日があったものの病院に聞いたところ2ヶ月より前というのは一応ダメということにしているそうなので、どうにか予定を調整しテスト直前にならないように土曜授業あり&部活なしの日の夕方に予約を入れました。

接種当日の手順は1回目と同じ。
接種時は1回目よりもだいぶ痛かったそうですが10分ほどしたら痛みが引き、1回目は数日引きずった接種部位の痛みが今回は全然ないとのこと。

3回目は1回目から6ヶ月後の来年2月です。忘れそう!

3回目接種は公費で!

3回目は2回目から6ヶ月後の2023年2月に接種予定でした。

が、なんと2023年4月から9価ワクチンも定期接種の対象になるとのニュースが。
キャッチアップ世代もOKとのことで、2023年4月には高2になる長女もセーフ!

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

調べたところ、2回目と3回目の間隔はそれほど気にすることはなく1年以内に3回打ち終われば良いようだし、15歳の誕生日以前に初回を打ち始めれば2回接種で完了ということなので、3回目を2ヶ月遅らせるくらいなら誤差の範囲と判断し、定期接種になるのを待つことにしました。

3月末になっても市から予診票が送られてくる気配がなく、市のサイトも更新されないので電話で問い合わせると、

  • 予診票の印刷がまだ出来ていない
  • 既に送付済の2価、4価の予診票に手書きでシルガード9と書き加えればOK
  • キャッチアップ世代も接種の対象
  • あとは病院に予約してもらえれば大丈夫です!

とのことなので、1,2回目を接種した病院に連絡を入れました。

まだ市から詳細が下りてきていないとのことでしたが、問い合わせたならその通りで大丈夫でしょうとのことで定期接種化初日の2023年4月1日に3回目の接種を予約。
持ち物は

  • 母子手帳
  • 1,2回目で使用したシルガード9の接種記録カード
  • 市が発行した予診票

大金は必要ありません(泣)

1,2回目と違いワクチンQダイアリーの登録も必要なく、他の公費接種の予防接種と同じように診察→接種→30分待機であっさりと完了しました。

これでひとまず親が子供にしてあげられる予防接種は完了。

中2になった次女には予診票が届き次第、中2のうちに接種を開始しようと思います。
その頃には近所の病院でも接種可能になってるかな。

子宮頸がんワクチン9価(シルガード9)の費用

2023年から公費接種になったので対象の方は関係ありませんが、対象の女子以外の接種はいまだに自費。
任意接種の子宮頸がん9価ワクチンは病院によって費用が若干異なるようですが、長女が接種した病院は1回29,700円でした。
3回接種なのでトータルで考えるとものすごい額になるためかなり悩みましたが、我が家は猫の医療費が毎月3万円くらいかかっており、それで長女のワクチン代をケチるのはさすがにどうかと思うので任意接種を決めました。

在住の自治体では2022年3月までに9価ワクチンを接種した人にも助成金が出るので、おそらく2023年に9価の定期接種化が始まれば2022年4月以降に自費で受けた分も対象となると思います。
でも上限が16,800円。まぁ一部助成って感じかな。
なんか損した気分だけど、それよりもキャッチアップ始まったから!急げ急げ!って2価4価を打った人はもっと微妙な気持ちかも。
さっさと9価を定期接種にしてくれてたら良かったのにね…と思います。
ワクチンガー!とか言ってたの誰よ!

以上、HPVワクチン打ってきたよ!というお話しでした。

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