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アデノウイルスは大人もうつる。症状はその時の体力次第かも【死ぬかと思った】

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先日、小4の次女がアデノウイルスに感染しました。
俗に言うプール熱というやつですが、いやもうホントに死ぬかと思った。

私が。

今回は私以外の大人にも感染したんです。
だけど私だけ死ぬかと思った。

基本の症状はみんな同じなのに、私だけ死ぬかと…。
何が違ったかというと、きちんと休めるかどうかの差だと思います。

私は1年以上前から2匹の老犬を絶賛介護中。
老犬介護に朝も夜も無く、睡眠時間は細切れにトータル2時間程度。
介護以外に仕事もあるし、家事育児も休みはありません。

そんな状況で最初に発症した次女の看病も加わり、「あ、うつったな…」と思っても一晩ゆっくり眠ることも許されず、今回は38~40度前後の熱に5日間やられ、その予後もとても悪く、今もしんどい…。

そんな私と、最初に発症した次女、そして次女から感染した私以外の大人たちの症状をお伝えします。

目次

検査してもらえなかった次女

さっきから「アデノウイルスに感染した!」と連発していますが、実際は検査をしてもらっていません。

次女を最初に連れて行った病院では、ちょうど季節外れ(5月)のインフルエンザが流行していたことから、インフルエンザの検査のみ実施。

だけど、

  • 節々の痛みを伴った突然の高熱(39度台)
  • 「目が痛い」と訴える(充血はしていない)
  • 「お腹が痛い」と訴える(下痢一回)

この症状、過去に二度次女がアデノウイルスに感染した時と全く同じ。
だから「アデノウイルスだ」と訴えたものの、目に見えて充血していない(結膜炎の症状が出ていない)ことと、病院に検査キットがないこと、インフルエンザの検査は陰性だったことから、季節性の風邪と診断されました。

過去に感染した時は「幼稚園で流行している」と話したら検査してくれました。
今回私は犬を動物病院に連れて行っていたため夫が行ってくれたので、うまいこと伝わらなかったのかなと思います(症状で察して下さい)。

ちなみにアデノウイルスは学校保健安全法の第2種学校感染症指定の感染症のため、症状が消失してから2日経たなければ登校できません。

ちょうど次女のクラスではインフルエンザと、次女と同じような謎の高熱が大流行していて7人も欠席していたので、きっとインフルエンザとアデノウイルスが蔓延していたにも関わらずアデノウイルスと診断される子はいなかったのでしょう。

溶連菌もそうなのですが、アデノウイルスにしても出席停止になる感染症にも関わらず検査を何故か渋るお医者さんの多いこと…。

アデノウイルスはインフルエンザの様な特効薬がない上に、感染力はインフルエンザと同レベル。
私や次女の様に思いっきり発症したらインフルエンザ以上に激しい症状。
ちなみに次女は対処療法として抗生剤と解熱剤、整腸剤、喉の消炎剤を処方され、4日間(木~日)欠席した後、グズグズ言っていたものの熱は無かったので月曜日に登校しましたが、またぶり返したので更に木曜日まで休みました。

「アデノウイルスだから出席停止」と言われていたなら思いっきり休ませますけど、月曜日に登校した時点では「ただの風邪って言われたし…」という思いもありました。
きちんと診断してくれないと、こうやってウイルスばら撒き登校してしまいますから…。

最終的に次女は上記の症状に加え、熱が上がったり下がったりを約1週間続け、最後の2日程は咳が出始めたのと同時に症状が収束していきました(と同時に私が発症)。

その間、私も夫も中学生の長女も「なんか目が痛い」「目がしばしばする」といった目の症状が出ました。

でもその後ドカンと発症したのは私だけ…。

死ぬかと思った大人のアデノウイルス

次女が発症(最初の発熱)したちょうど1週間後、その間ずっと「目が痛いな…」と思って過ごしてきた私の喉に、突然何者かが貼りついたような感覚が起こりました。

次女が咳をし始めたので、新しい風邪か何かをうつされたか?と思いましたが、今思うとこの工程全てがアデノウイルス。

咳は出ないんだけど、何だか喉が重苦しくなり、「熱が出るな…」と予感させる全身の倦怠感→39.9度

一晩我慢して、次女とは違う病院でインフルエンザの検査をするもやはり陰性。

「子供がアデノウイルスっぽくて…」という訴えも「でもお母さんは目が赤くないから」とやはり受け入れられず…。

本人がアデノだって言ってんのに「違う」とは…

次女が行った病院にはなかったようだけど、ここにはアデノのキットがあることも私は知っています。
なのに。

「まぁアデノウイルスだとしても対処療法しか出来ませんから」だって。

これが積極的に検査をしない理由の一つなのかもしれませんね…。

私も次女と同じ抗生剤、喉の消炎剤、解熱剤などを処方されて帰宅。

そこから5日間、解熱剤を飲んでも38度台後半にしか下がらない&2,3時間ですぐ40度という地獄のような日々が続きました。

その間も老犬介護を代わってくれる人はおらず、10連休に突入し、治ったもののまだグズグズ言いたい次女が常に布団の上にいて、心身ともにボロボロ。
これも治りが悪かった一因でしょう。

ちなみに実家の母が2回くらい子供の食事を作りにきてくれましたが、母もその後しばらく目が痛かったそうで、私や次女と直接会っていない実家の父も「目が痛い」「全身怠い」と一日寝込んでいたそうです。

本当にとんでもないウイルス。

だけどきっと抵抗力のある中学生以上の大人なら、「目が痛いな」程度でスルー出来るはずの感染症です。
感染したなと思ったら、出来るだけ体を休める環境に身を置くことが大事。
それが出来ないなら、覚悟を決めましょう。

そして自分の症状が軽いからといって保菌している間に他の人と接触してうつしたら、もしかしたらその人は私の様にひどい症状に苦しむかもしれません。
お子さんがアデノウイルス(検査してくれなかった場合は「疑い」を含む)に感染した場合は家族も保菌しているものと思い、行動を制限した方が世の中のためになります。

子供はまだしもお年寄りがこんな症状に見舞われたらイチコロです。

アデノウイルスには種類がある

ちなみにアデノウイルスは、6つに分類され51種類もの血清型が確認されているのだとか。

プール熱と呼ばれる急な発熱・倦怠感・咽頭炎・結膜炎が主な症状となるものや、流行性角結膜炎と呼ばれる目の症状だけのもの、その他に呼吸器感染症、胃腸炎、出血性膀胱炎など(参考:アデノウイルス感染症Q&A

今回はまさにプール熱。
皆さんもお気を付け下さいね。

似たような症状の溶連菌にもご注意。

アデノウイルス2024冬

この記事を書いたのが2019年5月。
当時はまだ新型コロナウイルスが世に蔓延るなど想像もしていませんでした。

そして今、2024年1月。
私はまたしてもアデノウイルスに感染しています。小さい子供がいるわけでもないのに単独で。

症状が出たのが2023年12月29日の夜。
2019年に発症した時と同じ「突然何者かが喉に貼りついたような感覚」に気付きました。
当時飼っていた老犬たちは旅立ち、私は今、毛足の長い雑種の犬を飼っています。
なので痛いわけでもないこの違和感は、風邪の引き始めなのか?犬の毛でも貼りついてるのか?といった感じ。
どちらにしても喉から追い出したい感覚。

なんかおかしい…年末なのにコロナだったら…と不安を抱きつつ、とりあえず何となく寒かったので麻黄湯を飲んでみたりマヌカハニーを口に入れてみたりしながら就寝。

12月30日の朝起きたら、「喉の一部分の違和感」だったのが、「喉から気管支全体にかけての炎症」に変わっているではありませんか。
これはコロナだ、遂に我が家初のコロナだと恐れおののく私。

そういえば昨日実家に寄ったので母にうつしているかもしれない。
大変だ。

とりあえず母に状況を連絡。

母「まあ大変。来月〇ちゃん(叔母)の施設に連れて行ってほしいから早く治して」

無慈悲…!

そうこうしているうちに熱がどんどん上がり39度台。
すぐに検査をしても正しい結果は出ないだろうし病院はどこも年末年始の休みに入っていてどうしようもないので寝ていることに。

翌朝になっても39度前後の熱は下がらず、解熱剤で下げても下げてもすぐに上がるので常備してあった検査キットを使ってみたところコロナは陰性。
もしインフルエンザだったら今日明日にも家族にうつるだろうと様子を見たものの、誰にもうつる気配がありません。

そしてそのまま年越し。
寝込んでいたら緊急地震速報が鳴り響き、大災害の知らせが飛び込んできました。
私が今被災したら動物を連れて逃げることなど無理かも…。

1月2日になっても丸一日解熱せず。
そういえば2023年は夏がものすごく長く11月になっても気温が25度の日があるくらい。
SNSのタイムラインでは、夏に流行る感染症の名前を秋冬になっても見かけたなぁ…などと考えていて、ふと浮かんだのがアデノ…。

私の症状と状況は前回とほぼ同じ(腹痛はない)。

  • 節々の痛みを伴った突然の高熱(39度台)
  • 目が痛い
  • 健康な家族にうつる気配がない

アデノウイルス再び!!!に間違いない。

前回の経験から、受診したところで検査してもらえないならコロナやインフルエンザなどに感染するリスクを負ってまで年始の休日診療に行くことはないと判断し、自宅療法を継続。

1月3日にはいよいよ熱が下がるかと思いきや下がらず。
それでも37度台後半を維持出来るようになり、少し楽になってきました。

1月4日朝、やっと37度台前半。
喉の痛みもまだありますが、飲み込むたびにヒィッ!!!となるほどではありません。
そしてさすがに家庭内の秩序が乱れてきたのでお母さん業再開です。
みなさん野菜が足りてない(笑)

午前中の用事を済ませて少し寝て、午後には36度台になりました。
解熱後2日間は出席停止の病気なのでおつかいなど他の人と接触するのはまだ控えますが、犬のお散歩も再開して少しずつ治ったことにしていきましょう(ただ母を連れて叔母の施設に行くのは断りたい…)。

今回、解熱剤とか漢方薬とか家にある風邪薬とかとりあえず色々飲んでいましたが、最終的に一番よく効いたのはペラックTと、夫が買ってきてくれたどこかの薬局のプライベートブランドのイブプロフェン配合総合かぜ薬。
あとピタスを常備しておいて良かったです。

もう二度と感染したくないアデノウイルス(と溶連菌)。
疲労やストレスが溜まっていると大人でも罹患する上に子供より重症化するようなので、疲労もストレスも溜めがちな私は今後も気を付けて生きていこうと思います。

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